2006年12月16日

【最終節】vs アローズ北陸@富山【観戦記】

去る12月3日に行われた最終節の観戦記。
独断と偏見をここに記す。●会場
懸念されていた天気は幸いにして曇りで時々小雨がぱらつく程度。
低く雲が垂れ込めた冬の空である。
来る途中、高山市の標高の高い地点では積雪と路面凍結があったが、何とか余裕の時間で会場到着。
気温5℃。
この気温で霙が降りしきる中のJ観戦も何度か経験したので、それなりの装備でもって会場に臨む。
私の蹴球公式戦観戦、通算160試合目。

お久しぶりにサポの方々と顔を合わせる。
代表のお父さんも極めてお元気。

●鳴り物
我々が屋根のかかっていない部分のスタンド最前列のところに陣取り、早速ダンマクの準備。
そこへ目ざとく係員が近寄ってくるやいなや、まず開口一番「鳴り物とかそれらのものは持っていませんね」という完全事務的口調。
思わぬ歓迎のお言葉を賜った。
寒い中、本当にお役目ご苦労様。
彼の忠実な職務遂行には敬意を表したい。

その係員の舌の根の乾く間もなく、屋根の下に陣取っているアローズ側から太鼓が盛大に鳴り始めた。
賑やかだなあ!
剣岳(3,000m)の頂上にいても聞こえてきそうなくらい、その実に勇ましい音は試合終了までほとんど途切れることなく響き渡っていた。

さてこちらは・・・・
私がHONDA戦@都田でお会いした東京の学生さんN氏によって、琉球の応援のコールリードを始めていただく。
こちらの鳴り物は我々だけの「手」と「喉」
応援のウォーミングアップを終え準備万端でもって、いよいよ選手入場。

●前半
開始早々、マークが甘いところを突かれて、カウンターをくらいシュートを浴びる。
これで目が覚めたのか、個々のマークがはっきりして、プレスをかけるようになってくる

次第に、主に左サイドを何度か突破する場面が出始め、琉球のシュートが連続して飛ぶようになる。
相手陣内でも大きくサイドチェンジをして右から左から、遠めの位置だが積極的にシュートを放っている。
ガッツ(石井豪選手)も惜しいシュート。
ほとんどが枠に行っている。
多少無理な体勢からでも藤吉選手がボレーを狙う。

突破してから次のフォローの動きもいい。
自らPA内に切れ込んで勝負しにいく場面も。
この、「勝負しにいく」という強い気持ちを待っていた。
こちらのスピードとマークに、相手ディフェンス陣がやや戸惑っている感じがする。

北陸ボールになっても、こちらは精力的に走ってしっかりスペースを消しているため、相手は自陣に戻したりして攻めあぐねている印象の場面が多い。
早め早めでプレスが効いているので相手方のパスミス、精度を欠き、中盤でしっかりボールが奪える。

前半の前半は、琉球ペースで押していたと言ってもいい感じ。
全員のエンジンが全開になって走りまわっている。

しかし、20〜30分くらいあたりから、北陸のシュートも連続して出始める。
前半のシュート数は詳細に数えたわけではないが、結局は同じくらいシュートを放っていたように思う。


●ハーフタイム
北陸電力CMソング&踊りが、スーパービジョンで映し出される。
するとこちらの「有志」が数名、ビジョンを見ながらそれに合わせて踊り始める。
実は私も・・・・ええ歳こいて・・・・ついつい。
スタンド最前列で繰り広げられた琉球サポによる「電気DE元気」ショーは、少しでも皆さんのお慰みになっただろうか。


●後半
開始してからも両者、緊張感ある展開。
積極的に攻める、しっかり粘り強く守る、という流れは前半の状態を維持していた。
それどころか前半より、當間選手をはじめさらに積極的に前線でチェイスをかけている。
それが相手のパスミスを呼び、ボールを掻っ攫う。
1対1でもしっかり身体を張って奪われない。

サイドに追い込まれてもしっかり粘って何とか繋ごうとして粘っている。
しかも2人くらい常にフォローに来ている。
走りは衰えていないし、気迫を感じる。

時間が経過し、両者攻めあぐねる膠着状態が続き始める。
琉球、北陸ともに選手交代があり、状況打開と勝負に動き始める。
こちらはブルノが入る。
右サイドに展開したブルノが、後方からのパスを上手くヒールで当てて内側へ流し、それを石川が受けて中央に切れ込む。
流れを感じさせる場面などが見られ、攻撃のしかたにもいろいろ変化を出している。

相手16番が、いやらしい動きを見せる。
しっかりタイミングを見計らって、素早く動く。
北陸がカウンターに入ると、琉球陣内で不規則な動きをして、しっかりボールの出所に顔を出したりあるいは囮になろうとしている。
ちょっとでもマークの受け渡しが曖昧になると一気にやられそうな予感もする。

ディフェンスが緩めになった間隙をつかれて、ほとんど1対1の場面になりかけたり、フリーで打たれたりし始める。
これらは恭平の鬼迫のセーブと、相手シュートのバー直撃で難を逃れる。
この「ひやひや時間帯」は、全試合通してほとんどこの10数分程度だったように思う。


●試合終了後
この時の一部始終は他の方のブログで書かれているのでそちらに譲りたい。
辛い時間があった。

1つ気になったこと。
選手たちが監督とのお別れなどで、終了後もかなり長い時間ユニフォーム姿のままでピッチにいたことだ。
気温5℃。
グラウンドコートかウィンドブレーカーなどを着用するなどして、体をケアしたいものだ。
ウィンドブレーカーを着用していたのは望月選手ほか数名程度だったように思う。


●総括
今まで観戦した中では、HONDA戦@都田の時よりもさらに良い。
緊張感を終始途切らせることなく、締まった内容だったと思う。
全員がモチベーションを高くもってしっかり追い回して、真っ向勝負に行っていた。
必死さをしっかり感じた。


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こんなんで観戦記になっているかどうかお恥ずかしい限りだが、ひとまずアップさせていただく。
御免!
posted by TETSU at 09:45| Comment(4) | TrackBack(0) | FC琉球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。

あの都田の時より良かったですか!!
今年私が見た中では、あの試合が今シーズンのベストだったんですよ。いいなぁ。
ハーフタイムのホームジャックショーいいですねぇ。
行きたかったですよ。バレーボールの世界選手権は次善でしたので。

ジョージさんの退任については、私はクラブの判断を支持します。ですが、ジョージさんは何らかの形ですぐ戻ってきてもらいたいと思っています。

しかし、監督決まってないのにセレクションを行なったのは不思議に感じています。
Posted by icebox at 2006年12月18日 21:07
iceboxさん
都田の時もよかったですよね。今回は、あの時を遥かに上回るというほどでもなかったですが、私の今シーズンのベストとしたいと思います。

ジョージさんは、きっとまた何らかの形で関わってくださると信じています。
Posted by TETSU at 2006年12月21日 12:47
TETSUさんこんばんは。長いことご無沙汰してすみません。

あの日何があったのか、これですべて埋まりました。一読で頭にスッと入るすばらしい戦評ありがとうございます。いい試合をしてくれたようですね。今更ながらに、あの試合にいけなかった自分を呪っています。

僭越な物言いで恐縮ですが、TETSUさんはじめ、遠く現地に駆けつけてくださった皆様がジョージさんの3年間の集大成を目撃し、最後に監督にお別れを言ってくださったこと、深く感謝いたします。ジョージさんにとって4,800人分以上の価値があったと思います。

来季は必ずスタジアムでお会いしたく存じます。これからもよろしくお願いいたします。
Posted by conniff at 2006年12月21日 22:16
conniffさん
こちらこそご無沙汰しております。
寒い冬がやってきました。
沖縄の青い空、碧い海、白い雲、強い日射しが恋しい季節であります。

拙文をご覧頂きありがとうございます。
本当にいいゲームでした。
監督の温かい手の感触が忘れられません。
富山に行って本当によかったと思います。

こちらこそ僭越ながら、新参サポの分際で皆で監督のお別れの円陣の末席に加えていただいたこと、光栄かつ恐縮に思っております。

本当に有り難く思っているのは、ホームで縁の下の力持ちとしてボランティアで働いていただいた地元県民の皆さんだと感謝しております。ベストサポーター賞も、まさに皆さんの日頃の努力の結晶です。
おめでとうございます。
Posted by TETSU at 2006年12月21日 23:18
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