私は今まで見聞してきた範囲での事例ををもとに、今回のことについて考えてみた。
サッカー界に限らず、世の中様々な組織体でこういうことが起こっている。
かりゆしに限らず、様々な企業体でも。
それらに共通したことは何か。
こういうことが発生する理由背景については、実は自分的には非常に明快である。
ひとことで言って、
「目標・目的意識、そしてそれを実現させようという本気度の欠如」に始まると私は考える。
というか断言してもいい。
結局同じ悪い轍を踏んでしまう組織。
そして・・・・
資金は相変わらず潤沢だが、同じようなぱっとしない状況を何となく10年以上も続けてしまう組織。
周囲に及ぼす悪影響も考えずに、そして何が原因だったかの反省追究もなしに「だらだらとした結果」だけが残ってしまう。
いずれもそれらのトップは、ことごとくこの意識の持ち方や実行手順が根本から間違っている。
だから、かりゆしも同じ結果を繰り返してしまった。
しかし極めて鈍感で無頓着な彼らはそんなことすら省みられることはなかったし、今後もないだろう。
処置なしということ。
一度、どれだけ自分たちが痛い目となって帰ってくるか、それを経験しなければ、そういう神経は変わらないのではないか。
それでも変わらない神経なのだろうか。
選手、スタッフ、それにかかわる人それぞれも、またそれぞれの意義や目的、そして自分の見解を明確にしなければならないのは言うまでもない。
たとえ条件は悪くても・・・・・という選手はいるかもしれない。
過去のプロ選手でも何人もそういう「漢」がいた。
しかし、ものには常識限度というものがある。
今回の「ゼロ提示」というのは、そういう真剣な議論や個々の意思尊厳を冒涜する、論外かつ恥知らずな行動と言えよう。
仮にプロ契約をしているのだとすれば、最低賃金を定めた法令に抵触。
個人事業主ならば、なおさらこういう非常識失礼な行動は、ビジネス関係としては論外。
大事な事は何か。
今回の件は、実はわれわれ全ての問題として本質をしっかり見ていかなければならないと思う。


