天皇杯準々決勝 鹿島アントラーズvsHONDA FC
独断と偏見でもって記す。
長文駄文御免。
鹿島が勝ったのがむしろ不思議に思えるくらい。
HONDAが鹿島に「挑戦」したという表現は全く不適切と言える。
そんなゲームだった。
白いHONDAのユニが次から次へと湧いて出てくる。
120分間、決して衰えることのない惜しむことのない運動量。
しっかり相手にプレッシャーを与え、競り勝ち、しかもしっかりボールキープ。
ひとつひとつのしっかりた正確なプレイ。
攻撃も全然相手陣を切り裂いていた。
大岩、内田がまるで存在しないかのように。
後半だけではHONDAのシュート数が上回っていた。
どのような状況でも、挑発を受けても表情ひとつ変えず、泰然自若としている。
「堂々たる戦いぶり」と言ってはむしろ失礼にすらあたるかもしれない。
一方、ベストメンバーで諸々言い訳云々の利かない状況で臨んだプロチーム。
個人技に頼りがちな、全般的に何か連動性を欠いたゲーム運び。
変なアピールをやたらしたり、判定ひとつひとつに感情をあらわにしたり、心の動揺焦りがはっきり観てとれた。
正直、本当に焦っていたのは、明らかにサッカーで生計を立てている側だった。
鹿島が延長でようやくゴールを押し込んだ時、「これでやっと勝った〜」という皆の心の底からこみ上げた安堵と喜びの表情。
このゴールで「柳沢・・・出てたんだ・・・」と思ってしまったくらい思いっきり霞んでいた。
裏を返せばHONDAの実力のほどをまさに示している。
試合後、悔しそうな表情のHONDAイレブン。
達成感とか満足感でないところがいい。
ここも泰然自若。
「やれる」という思いを誰もが持ってたから。
それは普段からしっかりとやるべきことをやっているという裏打ちがあってこそのこと。
この試合を私はBSで観戦していた。
自分的に望んでいるスタイルの片鱗のようなものを感じていた。
今年の琉球を総じて判断するに、残念だけど悔しいけれど「サッカー」になっていなかった。
これは自分の中で否定できない事実。
悔しい。琉球と言う球団を想えばこそなおさら。
今のJFL HONDAの新田、鈴木、佐川急便の御給 クラス。
彼らと本当にしっかり互角にわたりあえる実力はあるの?
そう考えた時、やはり残念な現実を認めるしかない。
「本当は実力のある選手」がいるとしても、試合に出る機会が限られていたのも事実。
だけど出れてもそこで実力を発揮して結果を出せなければ、意味がない。
どうして出せなかったのか。
伸びしろはあるのか。もうないのか。
そのへんの検討はまた必要になって来るが。
これからの球団のあり方は、資金にモノ言わせて、有名選手をごっそりとって安易に上に上がることでは決してない。
それは単なる砂上の楼閣。
J昇格時期の目標を設定するのは問題ないが、やはり一刻も早くJという事は本質ではない。
テレビに早く映りたいということではない。
HONDAのようにしっかりとしたサッカーをする。地味でもいい。
そしてそういう土台作りがしっかりした上で、さらに上を目指すこと。
上を目指すにはHONDAさんはじめ他のチームに追いつくのはもちろんだけど、まだまだそれ以前に。今のその歴然とした差を少しでもいかにして縮められるか。
さらに新たに参入してきたチームとどう戦うか。
目の前に突きつけられた現実。
変えてはいけない大事なものと変えていくべきもの。
変えていくというのは、決して俗っぽい変え方ではないカタチ。
初心原点を変えずにいかに歩み、創造発展させていくか。
これから長期的に課せられた大きな命題である。
サポーター、球団 その他関係者は、そこの所の見極めは冷静になってしっかり歩みたい。
さて。FC琉球のトライアウト。
いろんな関係者はいいものを門番さんから示唆をしていただいたのではないだろうか。
トライアウトを受ける受験生たちも観ていただろうか。
こういう映像がBSで南大東島でも北大東島でもリアルタイムで観られることはありがたい。
これも、地元の大きな刺激となってほしい。
資金や待遇、環境はもちろん大切な条件。
だけど資金は豊富でどれだけ選手を集めても、軸や意思が曖昧な球団が、時としてどういう結果を生むか、どういう情けない歴史を着実に刻み続けて無反省であるかは、HONDAさんが前回の試合で明確に教えてくれている。



それ以外申し上げられません。
TETSUさんのおっしゃることは100%同感です。
変えてはいけないものをしっかりと見極めないといけないですよね。
P.S.FC琉球トライアウト,もう少し詳しい内容のものを載せました。